『ところであなたは何と言われますか』ヨハネ8章5節。
1.私たちの罪過を責め立てる声が三つあります。
一つは世間の声。世間は他人の噂話が好きで、自身の悪は棚の上に置きながら、他人の小さな過ちを見つけては言い広めて人を貶める事を喜びます。
一つは、自分自身の声。良心が頑なになり自分の罪過に何の呵責も感じなくなってしまった人もいますが一方で心が直ぐで良心の声に敏感で自分の罪を責め続け、弱り果ててしまう人もいます。
三つ目はサタンの声。サタンは天国の門の前で、人の罪過を神の前に示し、この者は天国に入る資格がないと責め続けます。また、サタンは私たちに罪過を示し、あなたは神の子となる資格はないと私たちを神から引き離そうと絶えず責め続けています。
2.私たちは誰の声に耳を傾ければよいのでしょうか。
私たちにとって一番大切なことは『ところで、あなたは何と言われますか』ヨハネ8:5とイエス様の声に耳を傾ける事です。
イエス様は姦淫の罪で人々の前にさらされた女に『わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。』と仰せられました。人を罪に定める唯一の権威のある方が『あなたを罪に定めない』と言われるのです。
イエス様はどんな罪深い者であっても、赦して命を与えて下さる赦し主であることを決して忘れてはなりません。
2022.7.31 茅ヶ崎集会 メッセージ要旨