主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。ヨハネ3章16節

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。

 
1.        この聖書の御言葉は小聖書といわれることがあります。それは、聖書が書かれた目的が端的に記されているからです。
2.        この福音書は弟子のヨハネが書きました。他にもマタイ、マルコ、ルカという弟子が福音書を書きました。福音書は、イエス様の生涯の記録です。十字架にかかり、よみがえり弟子の前で天に挙げられたところまでを記録しています。イエス様がどう生きたか、何をしたか、何を話したかが記録されています
3.        それは、のちの弟子たちにもイエス様のことを伝えたかったからです
4.        聖書は書かれた目的は、エス様を知って、イエス様を信じてほしいという願いからです。
5.        では、御言葉を見てみましょう
6.     神様はどのような方でしょうか。
 
7.        世を愛された。
8.        ここに神様は、愛する方だと書いてあります。神様は、人を愛する方です。
9.        ゆえに私たちは神様に愛されています。生まれる前から、生まれてからも、死ぬときも、ずっと愛されています。私たちが知らなくても、どんな時でも神様は私たちを愛しています。
 
10.   ひとり子をお与えになったほどに
11.    どのくらい愛されているのでしょうか。イエス様を与えるほどに愛しています。
12.    私は愛されるために生まれてきたということを忘れてはいけません。
13.    私たちの人生の目的は、神に愛され、神を愛し、人を愛することです。このことも忘れてはいけません。
 
14.    ひとり子とはイエス様のことです。
15.    お与えになったとは、イエス様をこの世界に送ったということ。
16.    私たちのために命を与えたということです。
 
17.    なぜ、私たちを愛している神様はイエス様をこの世に送られたのでしょうか。
18.   ひとりとして滅びることなく
19.    この御言葉の後半には、「滅びる」という怖いことばが入っています。
20.    滅びるとは、天国にいかず地獄にいくということです。地獄は神様の愛が届かないところです。
21.    なぜでしょうか。
22.    実は人は神様に愛されているにも関わらず、神様の逆らって生きてきました。
23.    このことを罪といいます。
24.    どんな人でも罪があります。神様に反抗する心です。
25.    罪は、神様と人との間に壁を作ってしまいました。
26.    この罪のために、人は神様に愛されているにも関わらず、神様に愛されていることを忘れて生きてきました。神様を愛することを忘れ、自分勝手に生きてきました。
27.    この罪のせいで、人は神様から切り離されて、やがて滅びてしまう運命に定められてしまいました。
28.    神様は、この罪を憎みました。この罪をもたらした悪魔も憎みました。
29.    神様は、罪のせいで滅びてしまう人間を憐れに思いました。
30.    そこで、神様は人を滅びから救う計画を立てました。
31.    その計画は、救い主を人の世界に送るという計画でした。
32.    その救い主となったのがイエス様です。
33.    この救い主であるイエス様を信じれば滅びなくてよいという約束を神様は決めました。
 
34.   御子を信じる者がひとりとして滅びることなく、
35.    ここには、ひとりとしてという言葉が入っています。大切なことばです。
36.    エス様を信じる人は全員、みんなということです。
37.    僕もイエス様を信じているけど、宿題はやらないし、お母さんの言うこと聞かないし、友達の悪口も言うし、僕は信じていても滅びてしまうのではないかなあと心配している人もいるかもしれません。
38.    心配いりません。
39.    エス様を信じていれば、どんな悪いことをした人でも、例外なく、滅びないという神様からの約束です。
40.    滅びないためには、イエス様を信じればいいということを忘れてはいけません。
 
41.   永遠のいのちを持つためである。
42.    エス様を信じるとき、滅びないだけでなく、もう一つ、神様からの大切なプレゼントが約束されました。
43.    それは、永遠のいのちです。
44.    永遠のいのちとは、神様とおなじ命ということです。
45.    エス様を信じるとき、プレゼントとして神様の命をいただきます。
46.    神様の願いは、神様と人が一緒に暮らすことです。
47.    エス様を信じて、永遠に神様と一緒に暮らしてゆきましょう。。
 2019.8.11 茅ヶ崎集会メッセージ要旨