【荒野の恵みを生かす】
荒野とは、自分の中にある、罪性が顕わにされるところ。
誰にでも、人生の荒波、荒野に遭遇することがある。
自分の欲の嵐が内より突き上げ、自分を取り囲んでしまうようなとき。
がんばって、がんばって、最後までがんばる人がいる。
いのりに祈り、荒野を乗り越えようと神にすがる人もいる。
でも、なかなか、自分自身が罪であることを認めない。
誘惑と試練は違うが、
誘惑において、それをサタンのせいにし、自分の肉欲をそのままにする罪。
試練において、それを神からのものだと認めつつも、神が試練を通して、頑なな自我を砕こうとしているのに、自我だけはなんとしてもゆずろうとしない罪。
人って、ほんとに砕かれないですね。
主によって、砕かれた魂は幸いです。
砕かれるという機会が与えられた恵み。砕かれてしまえば、これほど、福音の世界は楽なのかと感謝できる恵み。