主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

この荒れ果てた時代を通じて、この地は七十年が満ちるまで安息を得た。Ⅱ歴代誌36:21

これは、エレミヤにより告げられた主のことばが成就して、この地が安息を取り戻すためであった。
                                    Ⅱ歴代誌36:21

この国は全部、廃墟となって荒れ果て、これらの国々はバビロンの王に七十年仕える。
                                    エレミヤ25:11

主はバビロン王を主の懲らしめの鞭として用いられ、エルサレムは破壊された。
しかし、残されたユダの人々の土地は、強制的でも安息を得ることができた。
つまり、彼らが主の戒めに背いて、七年ごとの安息を土地に与えていなかったからである。


今、世界中で恐慌が始まっているのでしょうか。合衆国で、借金をしてでも、暮らし向きを良くしようとして来た生活スタイルのつけが回ってきているようです。日本も、バブルに懲りず、借金を当たり前のこととし、巨額なローンを組んで生活を疲弊させてしまった若い家族や、浮いたお金を当てにしている銀行、不動産会社、が崩れ去ろうとしています。

今までの借金生活が本当に続くことが良いことなのか、
それとも、与えられた生活に満足して、喜んで生活をしてゆくことが良いことなのか。
今の現状が崩されることが必ずしも悪いことではないと聖書は教えてくれています。

安息を得ることの出来なかった土地は、安息を得ることが出来ました。
それは、エルサレムの崩壊という痛ましい事件を受け入れなければなりませんでした。
しかし、その後に安息が与えられたのです。

神様は私たちの事業や業績よりも私たちの家族や私たち自身を愛されます。
忙しく自分を見失っていることさえ、気付かなくなっているとき、
神様が、安息を与えたいがために、今までの事業を突然、崩壊させることもあるのです。

失われたときこそ、神との平安を回復するときです。感謝。