主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

いつも喜んでいなさい。   Ⅰテサロニケ5:16

【いつも主を喜んでいなさい】

               神の聖霊を悲しませてはならない。

                                    エペソ4:30

      主の恵みの年と、われわれの神の復讐の日を告げ、
      すべて悲しむ者をなぐさめ、      
      シオンの悲しむ者たちに、灰の代わりに頭の飾りを、
      悲しみの代わりに喜びの油を、
      憂いの心の代わりに賛美の外套を着けさせるためである。
                                    イザヤ61:3



エス様は、悲しみの人で、病を知っておられるかたです。
エス様は私たちの悲しみを知っていておられます。

それは、イエス様が私たちの悲しみを私たちの代わりに負ってくださるためです。

悲しみの中に沈み込み、悲劇のヒーローとして、悲しみの感情に浸り続けていてはいけません。
悲しみに沈むとは、過去の自分を捨て去らないでいることです。それは、自己憐憫であり、
自分を中心とする偶像礼拝です。
ですから、私たちは心の中に悲しみをいつまでも放置しておいてはいけません。
エス様の十字架の上に、私たちの悲しみを釘付けにするのです。



人の力では悲しみを取り除くことはできないでしょう。
けれど、人にはできなくても神にできないことは何一つありません。

エス様は私たちの悲しみを取り除くことのできる御方です。

悲しみの霊から解放されるとき、私たちの心の中には、賛美の霊が宿ります。
喜びが心の中に湧き上がります。

賛美の歌声が私たちの心に響き渡ります。

イザヤ書61章にも記されているように、神様が私たちに願っていることは、
私たちを悲しみから解放し、
喜びの油を滴らせ、
賛美の外套を着せることです。

エス様の霊を受けましょう。
エス様は悲しみを背負って十字架につけられましたが、
死からの復活により、
すべての悲しみを葬りさり、喜びによって復活されたのです。

主を喜びましょう。
主を喜ぶことは私たちの力です。
主を喜ぶことは、また私たちの喜びとなります。アーメン。