主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

あなたのつえはわたしを慰めます。 詩編23編4節

エス様が与えてくださった杖。
詩編の23編にあなたのつえのお話が載っています。死の影の谷を歩むときに、杖が必要なことを書いてあります。
死の影の谷というと、もう瀕死の状態を指しているようなきもしますが、この世に生きるということは、世の力、肉の力、悪魔の誘惑に従っていては、いつも、死の谷底に落ちてしまうようなものでもありますので、
毎日の生活を進めていくうえでもイエス様が与えてくださる杖は必要なことでしょう。
この杖は、主の道を進む上で必要な杖です。この杖があるからこそ、主を見上げて歩んでいくことができるのです。
 
これまでの私にとって、この杖はなんであるかというと、それは主からの召しであり、主から託された領分にあります。私にとって、これまで続けてこられた小さな家庭集会と、また、挙式での奉仕は、私にとっては杖となってくれていました。小さな奉仕であるかもしれませんが、この二つの働きがあるからこそ、世の力に押し流されそうになってしまうときも、失望の谷底に落ちそうなときも、肉の欲に取り込まれそうになったときも、底にまで落ち込まず、主に向かう坂道を登っていくことができたのだと今も、またこれからも感謝しています。
私は、主からの杖がなくては、信仰生活を保てないと思います。
主の杖は私の慰めです。杖に頼って、一歩前に進むとき、前進する苦しみはありますが、前進できたあとにくる、聖霊のさわやかさが私を励まし、明日への一歩を支えてくれるのです。
主はこれから先、またどんな杖を用意してくださるのでしょうか。