主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

しかし、わたしはあなたがたに言います。決して誓ってはいけません。マタイ5:34

【あなたは誓えますか?】
・ブラダルの挙式を行うとき、新郎新婦に、誓いの宣言をしていただく。『・・・一生、貞操を守ること を・・・誓いますか?』
・この言葉を若い二人に誓わせるのは酷だなと思いつつ、式文を長らく変えないできた。
 まだ、お互いがクリスチャンであるならば、イエス様の赦しの言葉も知っているだろうが、挙式場で始 めて、聖書の話を聞く者にとって、誓いとはどういう響きをその後の生活に持つのだろうか?

・イエス様は、人は誓いを守ることのできない者であることを良く知っている。だから、誓うな!と言わ れた。それよりも、人の誓いなどは、環境が変われば変わってしまうような不確かなものであることに 気が付いてほしいのだと思う。

・誓えないから、約束を守らず、気ままに浮気をしてもよい、離婚もしてもよいということではない。
 お互いに誓うことのできない弱さ、不安定さを抱えていることをよく理解して、その弱いありのままを イエス様に委ねて、守ってもらうのだ。

・新郎新婦に誓わせるということは、偽りの誓いを勧めることにもなりかねない。
 式文の言葉を修正しようと思う。