ダビデはツィケラグに帰って、友人であるユダの長老たちに分捕り物のいくらかを送って言った。「これはあなたがたへの贈り物で、主の敵からの分捕り物の一部です」Ⅰサムエル30:26
わたしがあなたがたに会いたいと切に望むのは、御霊の賜物をいくらかでもあなたがたと分けて、あなたがたを強くしたいからです。というよりも、あなたがたの間にいて、あなたがたと私との互いの信仰によって、 ともに励ましを受けたいのです。ローマ1:11、12
ダビデが信仰を失いかけて荒野をさまよっていたときも、ダビデが主に油注がれた者であることを信じて、ダビデとの部下たちに親切に宿や食べ物を分けた多くの土地の人々がいた。ダビデは、彼らの好意一つ一つを心に覚えており、決して忘れていなかった。ダビデは、信仰が回復し、再び敵を打ち破る力を得た後、今まで、好意を与えてくれた土地の人々へ感謝の気持ちを分け与えた。
私たちも、信仰の旅路の中で、幾度も、迷い倒れそうになることもある。
しかし、そのような時も、私たちを励まし、支えて、また陰で祈り続けてくれた友がおり、先輩がおり、また牧師や教会がある。
信仰の旅路において、長く逗留することはなかった人々であったかもしれないが、
そういった人々との出会いの中で、今日の私があることを忘れてはいけない。
倒れそうになった時に、支えて下さった人々への感謝を忘れてはいけない。
もし、機会があるなら、そうして、再び立ち上がり、力を得たなら、今度は、あなたが、友を励ます番かもしれない。