主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

新約聖書から

三つの試み。マタイ4:1~11

まとめ: 1:神の言葉によって生きるとはどういうことか 2:主を試みてはならないとはどういうことか 3:主を拝み、主にだけ仕えるとはどういうことか。 神の言葉によって生き、主に信頼し、主を拝み、主にだけ仕える生き方。 試みにあった後は、魂の贅肉…

御霊に導かれて荒野に上って行かれた。マタイ4:1

【荒野の恵みを生かす】 荒野とは、自分の中にある、罪性が顕わにされるところ。 誰にでも、人生の荒波、荒野に遭遇することがある。 自分の欲の嵐が内より突き上げ、自分を取り囲んでしまうようなとき。 がんばって、がんばって、最後までがんばる人がいる…

あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう。マタイ4:19

牧師には、魂への配慮の務めがある。と、 主に呼び出され、そして、遣わされたところにおいて、弟子には、魂への配慮の務めが同じようにある。 遣わされた先で、『さまざまな病気と痛みに苦しむ病人』たちに、主の手足となって、自分自身の空の器を捧げてゆ…

彼らはすぐに網を捨てて従った。マタイ4:20

きのうの礼拝の中で、『あなたに従う決断を遅らせている私たちの罪をゆるしてください』という祈りvがあった。 このことばに、ふと、私は、何かと理由をつけて、従うのを躊躇していることはないだろうかと自分を探らされた。 私は、彼らが従ったのは、実際に…

引き下がれ、サタン。マタイ4:10

イエス様は、サタンの試みをすべて退けられた。 私は、サタンの試みに会うたびに、誘惑に負けてきたと思う。 御言葉を黙想して、御霊に満たされた、主に思いを向けられたというとき、その直後に、肉の思いが迫ってくることを良く感じた。 平安を必要としてい…

あなたの神である主を試みてはならない。マタイ4:7

・サタンは御言葉を引用して、イエス様を試そうとした。 今は、人がどう生きるか、どんな進路を選択するか、そして、それを実現していくかは、みな、その人個人の能力、才能、そして意思が強調されている時代である。 自己実現ということばがもてはやされる…

悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。マタイ4:17

・いつも、主の声を聞いていく。主の前に静まるときを持つ。 ・悔い改めるとは、生活の中で、主ご自身に心を向ける時を、持つこと。 ・生活の重荷を、そのままにし、主に預けることを忘れてしまっているとき。 ・心の不安や嵐をそのままにし、主の平安を受け…

イエスは、彼らをお直しになった。マタイ4:24

私の周りにも、当時と同じように、あらゆる病気を持った人がたくさんいる。 やはり、イエス様ならどうしていただろうかとふと思う。今も、昔も、人々の求めは変わらない。障害を持てば、障害を克服したいと思い、病気になれば、直りたいと思う。 願わくは、…

あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう。マタイ4:19

・ついてくる、褒美として、イエス様は、魚ではなく、人間を捕るものになると言われた。 ・ イエス様は、そのひとの職業や生業を生かした形で、その人がわかりやすい方法で語りかけられる。 やはり、最初は、ペテロたちは、この呼びかけに応じることが、人生…

わたしについて来なさい。マタイ4:19

・ペテロは生活の最中に、生活手段である網を置いて、従った。 普通、考えられているように、ペテロの行動は、そんなに、生活すべてに決別して、従うというものではなかった気がする。当時の、生活のスローさを思えば、何か、変わったことがあれば、仕事を休…

ヨハネが捕らえられたと聞いてイエスは、ガリラヤへ立ち退かれた。マタイ4:12

・イエス様は、ヨハネがいる間は、ヨルダン川のそばに留まっていた。 ・イエス様は、ヨハネ奪回のために立ち上がらなかった。 ・自分が代わりに立とうとしなかった。 ・騒ぎもしなかった。 ・一番、エルサレムから離れた、人の話題に上らないガリラヤの田舎…

人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる。マタイ4:4

Y兄弟が召された。無骨な、御言葉を愛する兄弟であった。 この聖句は兄弟の愛する聖句であった。 御言葉こそが、人の命のパンであることを、熱心に語られた。 人間的に破れが多かった。その破れを兄弟自身も知りながら、その破れを繕う主のありがたさを日々…

すると悪魔はイエスを離れて行き、見よ、み使いたちが近づいて来て仕えた。マタイ4;11

見よ、という言葉から、サタンが離れると、あっというまに、待ち構えるように、天使たちが、イエス様を取り囲む様子が伺える。 天使たちは、イエス様のことをじっと見守っていたのだ。 サタンはしばらくの間、イエス様を誘惑することを神から許され、ほんの…

主にだけ仕えよ。マタイ4:10

結局、サタンの誘惑を退けるための要はひとつしかない。 主にだけ仕えよ。である。 信仰の単純化。 主にだけ仕えるという生きる姿勢がはっきりすれば、 そして、主にだけ仕えることが一番楽であることを知れば、 サタンは離れていくのである。

あなたの神である主を試みてはならない。マタイ4:7

私は、若い頃、いくつも、主が用意された道に満足できずに、 自分の道を歩もうと主を試みていた。 今は、できるかぎり、今あるは主の恵みであることを心に覚えて、 低く歩ませていただきたい。