主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

イエスは、彼らをお直しになった。マタイ4:24

私の周りにも、当時と同じように、あらゆる病気を持った人がたくさんいる。

やはり、イエス様ならどうしていただろうかとふと思う。今も、昔も、人々の求めは変わらない。障害を持てば、障害を克服したいと思い、病気になれば、直りたいと思う。

願わくは、主の知恵と力を今も現してほしい。
どのようにしたら、病で苦しむ多くの人の体と心のニーズに応えることができるのか。

エス様は、わずらいを直すと共に、福音を語られた。
それは、今のありのまま、かけのあるままで神の愛は変わらず、今も、昔も、これからも注がれていることを伝えたのだ。

たとえ、年老いて、歩けなくなっても、体が動かなくなっても、主の愛は変わらない。その人の、存在価値は変わらないということを、主は、癒しと共に語り続けたのだ。

そうか、イエス様は、あらゆるわずらいを直されたが、直らない人もいたということか。だから、そのためにも、福音を語られたのではないか。
直る、直らない、良くなる、良くならないという基準で縛られることから、福音はさらにその人を自由にすることができる。

私たちは、皆、年老い、障害を抱える身となっていく。だから、いつも、福音に支えられる必要がある。