主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

しかし、口から出るものは、心から出てきます。それは、人を汚します。マタイ15:18

悪い考え、殺人、姦淫、不品行、盗み、偽証、ののしりは心から出て来るからです。
これらは、人を汚すものです。            マタイ15:19、20
・イエス様は心の外側にある儀式によって人の心が綺麗にされるのではない。
・人の心の内側は、もう洗い流すこともできない汚れた心があることを教えられた。
・福音を信じれば、心の内側はすべて清くされるか。
・そうではなく、人の心の内側にはいまも悪や汚れが満ちている。


福音を語ることと、自分の奥底に潜む言葉との分離に今も悩む。

私自身の奥からは、いまだに怒りや憎しみや嫉妬や様々な負の感情が渦を巻き、
地下に潜むマグマのように、出口が見つかれば噴出そうとし、周囲を焼き尽くす火となる。

私の奥にいまだ赦しを受けていない、イエス様を受け入れ、受け渡そうとしない心の領域。
幼い頃からの負の原初的な体験として、表層にはなかなかあわられてこない。
けれど、そこを刺激されるとき、憎しみとなり、人を汚す言葉として現れてしまう。

主の赦しを受け入れなさい。
主の十字架の前にひざまずき、イエス様から流れる血潮を憎しみの心の上に降り注ぎなさい。
主の癒しを受けよ。

祈り:
エス様、私たちのことばだけでは、周囲が汚れたものとなってしまいます。
どうか、あなたの祝福の言葉が、平安の言葉が、慰めの言葉が私たちの口を通して現れますように。
どうか、あなたが御腕を伸ばし、私たちが憎しみの感情に振り回されることないように、
私たちの心を守ってください。