苦難に遭うように定められているのです。 Ⅰテサロニケ3：3

【3章のあらすじ】
パウロがテサロニケで伝道して救われたユダヤ人たちは、ねたみを持ったほかのユダヤ人たちから迫害を受けることととなった。
パウロはその迫害からのがれてベレヤへ旅立ったが、そこに残されたテサロニケの人々のことが気がかりであった。
パウロは幾度もテサロニケに戻ろうとしてが、サタンによって妨げられた為に、代わりにテモテを遣わすことにした。

帰ってきたテモテの報告を聞くと、パウロの心配とは裏腹に、
テサロニケの人々は
迫害によって信仰を失うどころかかえって、
主イエス様への信仰を堅くし、
兄弟愛に満ち、
さらにパウロやシラスを思いやるほどの信仰の成長を果たしていた。

パウロはこの知らせを聞いて、非常に喜び、神に感謝しきれないほどの喜びに満たされた。
　
【苦難に対してのパウロの励まし】
１：苦しみに遭うように定められている。
　キリスト者は苦しむことも神からの贈り物として与えられている。ピリピ1：29
２：なぜ苦しみに遭うのか？
・神の国にふさわしい者とするため
・神の正しいさばきのしるし
　主イエス様が再び来られる時、苦しめる者には報いとして苦しみを。苦しめられている者には、報いと　して安息を与えられる。Ⅱテサロニケ1章
３：苦しみの中にある慰め。Ⅱコリント1：4～9
・神はどのような苦しみの時にも、私たちを慰めて下さる。
・苦しみ時、キリストもまた苦しんで下さっている
・どのような苦しみの中にいる兄弟姉妹も、慰めることができる。
・復活の力を知るようになる。Ⅱコリント1：8,9

苦しみに耐えることができるのは、
イエス様が復活の力をもって今を支えて下さっているからです。
そして苦しみに耐える力は、
イエス様が再臨されるときに、
神は正義で公平な裁きをして下さることを知ることにより、さらに増し加わります。
主イエスよ、きたりませ。アーメン。