主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。      Ⅰペテロ2:2

生まれたばかりの乳飲み子のように、混じりけのない霊の乳を慕い求めなさい。
これを飲んで成長し、救われるようになるためです。           Ⅰペテロ2:2    
【生活の中心】
乳児を見ていると、おっぱいを飲むことが生活の中心であり、
生きていることの証であり、すべてのことがおっぱいを飲むことに集中しています。
【飲む姿は】
熱心に、一心不乱に、心乱れず。集中して。
【母との接点】
お母さんは、授乳を通して、赤ちゃんとなによりも近く触れ合うことができます。
お母さんの胸の中に、一番近くいて、触れ合うときは授乳のときです。
赤ちゃんは、授乳のときに、お母さんを肌で感じます。近くで見つめます。そして、安心することのできる時間を得ることができます。
赤ちゃんはやがて、
いつもおっぱいを与えてくれる人がお母さんであることに気がつくようになります。
お母さんが自分を愛する人であり、大切にしてくれている人であり、守ってくれる人であることに気がつくようになります。
授乳の機会を通して、赤ちゃんとお母さんは会話を始める最初の機会を持つことになります。

【乳こそ成長のすべての栄養】
乳飲み子にとって、お乳が成長のためのすべての栄養であることに驚きます。

救われたばかりのクリスチャンも乳飲み子のようです。
エス様は救われた人たちを乳飲み子のように、喜び、愛し、大切にし、その成長を願います。
エス様は、救われた人たちが成長しなければ、心配するでしょう。

【混じりけのない霊の乳とは】
聖書の御言葉そのものです。解説書やだれかの人の話ではなく、自分で見、読み、聞く聖書の言葉そのものです。
【成長するとは】
エス様への信頼が大きくなること、イエス様への愛が豊かになることです。
【救われるようになるとは】
エス様がどういう神様であるのかをますます知るようになることです。

【慕い求めなさい】
エス様を信じた人はまず、何をしたらよいのでしょうか?
それが今日のテーマです。
エス様を信じる人は、聖書の言葉を乳を飲むように、熱心に慕い求めてください。
熱心に、どんな食べ物よりも愛して、心乱れず、聖書の言葉を求めることです。
クリスチャンとして、成長したいと願うならば、聖書を読んで下さい。
クリスチャンとして、イエス様のことをより知って行きたいと願うならば、聖書を読んでください。
聖書を読むことにより、クリスチャンは信仰が養われます。
聖書を読むことにより、イエス様のことをより豊かに知るようになります。

【証】
聖書を読み通すことで、イエス様を信じる心が養われていった。心の中に救いの確かさが生まれてきた。

【勧め】
まず、聖書の福音書を一つ自分で最後まで読み通すことを目標にしてみましょう。
小節づつの区切りで、毎日少しずつ読んでみるといいと思います。
一人で読むのが難しければ、
お母さんやお父さんと一緒に読んでみるのもいいでしょう。

2010.10.2子ども礼拝。