主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

人々はさっそく彼女のことをイエスに知らせた。マルコ1章30節

ペテロはすべてを捨ててイエス様に従って歩き始めました。
けれども、それは、従ったからペテロの抱えている問題がなくなったことを意味するのではなく、
エス様と歩き始めることによってペテロの抱えている問題がイエス様によって取り扱い始められたことを意味しました。

ペテロはイエス様に従う決心をした後に、イエス様を自分の家に招きました。
ペテロの家には、熱病で苦しむシモンのしゅうとめが横たわっていました。
エス様に触れていただくことによって、しゅうとめの熱病は去り、ペテロの家族が抱えていた問題が解決されました。
エス様を信じると洗礼を受け、教会の交わりが始まります。
教会にはすでに多くの働きがあり、その働きにも参加することを求められることが多いでしょう。
路傍伝道などに出掛けることもあるかもしれません。愛さん会の当番になることもあるかもしれません。
 
教会の働きは多くあります。
でも、自分自身を振り返った時に、自分自身の中に抱えている問題は解決したでしょうか?
自分の大切な家族の問題は解決したでしょうか?
意外と自分自身には重荷を背負ったまま、疲れたまま、罪の問題も放置したままに教会の表面上の働きにだけ熱心になってしまっていることはありませんか?
 
エス様があなたを救ったのは、確かに、周囲の人々の救いの働きに召すためでもありますが、
エス様は何よりもまずあなた自身に関心があります。
この世に生きている間に傷ついたあなたの心を癒し、
あなたの心に抱えている闇、重荷、疲れ、汚れ、
過去の罪の問題を取り除き、光に命に満たしたいと願っておられます。
あなたの魂がまだ汚れたままでは、イエス様はあなたを主の働きのために用いることはできません。
 
ペテロは、まずイエス様を自分の家に連れて行きました。正しい選択であったと思います。
あなたは、イエス様にもっとお話ししたいことがあるのではないでしょうか。
エス様に取り扱ってほしいことが隠されているのではないでしょうか?
『イエス様、実は、家族にこんな問題があるんです。。。いままで人には話すことのできなかった重荷があるのです。。。』
 
エス様をまず、あなたの心の闇の中に招いてください。あなたのなかの病の中にイエス様を招いてください。
エス様の御言葉の権威によって心の中に長年巣食うっていた悪霊を追い出していただいてください。
エス様は何よりも罪人を罪から救うために来られたのです。