主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あながたに知らせるために。マルコ2章10節。

『人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを、あながたに知らせるために。』マルコ2章10節。

『子よ、あなたの罪は赦された』と宣言することも

『起きて、寝床をたたんで歩け』と命じ、そのことを成就させることはどちらも真の神にしかできないことです。

この物語は罪の赦しと肉体の癒しのどちらが大切かということではありません。

罪の赦しと肉体の癒しのどちらが優先されるかという順序を示しているのでもありません。

これは、イエス様が旧約聖書に預言された救い主であることを証しした大切な出来事です。

律法学者たちは、ナザレの青年イエスが救い主であるとは全く思いもしていませんでした。

そこでイエス様はイザヤ書35章6節に『そのとき、足の萎えた者は鹿のようにとびはね』と預言されている通りに、目の前にいる中風の人を癒したのです。預言の通り癒されたことにより『人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを』自ら証明されました。

 

私は福音書がイエスはメシアであることを証ししていることを御霊によって新しく教えられ、霊の喜びに満たされました。

これからも、イエス様の言葉と行いの一つ一つの中に預言の成就があることを意識しながら聖書を続けて読ませていただきたいと願います。

2021.7.25 茅ヶ崎集会 建徳要旨