ザカリヤが見た幻
5節:アビヤの組の者でザカリヤという祭司がいた。
アロンの子孫に祭司職が委ねられていた。
アロンの子孫でなければ祭司になることはできなかった。
ザカリヤも、妻のエリザベツもアロンの子孫で二人は正統な
祭司の家系であった。
祭司職以外の民は、聖所に入ることはできず、祭司を通して語られる主の言葉を待つしかなかった。
しかし今、すでに救い主であるイエス様が罪の贖いを成就されている。
今は血筋によらず、誰でも、イエスキリストを受け入れた人々は、すなわち、イエス様の名を信じた人々には、神の子どもとなる特権が与えられている。
イエス様の名を信じた人々は、一人ひとりが祭司となり、
聖所に入り神を礼拝し、神の御声を聞く特権が与えられている。
これは新約時代に与えられているすばらしい神の恵みである。
牧師の家系から牧師が生まれるのではなく、神様は自由に聖霊を送り、
キリスト教とは全く縁の無かった無名の者たちから神の子どもたちを生まれさせている。
それは、私たちが血筋を誇らないためでもある。神ご自身の主権を尊ぶためでもある。
2021.11.28 茅ヶ崎集会