主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

空中の権威を持つ支配者として今も不従順な子らの中に働いている霊に従って歩んでいた。エペソ2章2節。


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悪魔の特徴は不従順です。

私たちの周りには神がおられる天の世界、悪魔が支配する空中の世界、人の生きている目に見える地上の世界があります。私たちは目に見える世界しか見えませんが、私たちの背後には、神に従うことを妨げる悪霊の世界があります。世とは悪魔に支配されている世界のことです。神から切り離されている人の霊はこの世で迷子になり、悪霊の支配下に陥っています。

 

3節:生まれながら御怒りを受けるべき子らであった。

『生まれながら』と聖書は言っています。誰も例外はないのです。

生まれた時からすべての人は、罪と罪過のために死んだ状態にあり、肉と心の望むままを行っています。私たちもかつては神を信じようとせず、自分の欲望のおもむくままに自己実現を目標に生き、その思いはむなしくなり、数々の偶像礼拝により頼み、罪から来る報酬として死を味わい、神の御怒りを受けるべき存在でした。

しかし、憐み深い神様は私たちが罪の中で滅びることを望まず、私たちを罪から救うために、神の独り子をこの世に送り、私たちの罪の身代わりとして御子を十字架の上で裁き、神の御怒りから逃れる道を開いてくださいました。

今、御子を自身の救い主として信じる者は一人も滅びることなく永遠のいのちを受けることができます。

罪の泥沼にはまり自分では這い上がることができず、沈み込み死にかけていた私たちを父なる神様は御子によってその罪の泥沼から引き揚げて下さったのです。このことを知るとき、私たちの心は救い主と救い主を送って下さった父なる神様への愛を知り、感謝に満ち溢れます。

 

2022.2.20 礼拝メッセージ要旨