主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

けれども、わたしたちの国籍は天にあります。ピリピ3:20

私たちの国籍は、天にある。
なんと響きのよい、はっと心を上に向けさせて下さる御言葉でしょうか。
地面の上を、何か落し物を探すかのように、下ばかりを見ているわたしたちに、
神様があなたはいったいどこを見ているですか?と声をかけられ、
落ち葉に埋もれた地面ばかり目が行っていた私たちにすがすがしい秋の空を見て御覧なさい!と呼びかけてくださっているようです。
どこに目を向けているのでしょうか?
世の人々だけでなく、クリスチャンにも当たり前のように悩みがあります。
教会の中も天国ではありません。クリスチャン同士の悩みもあれば、
教会の運営、牧師の方針、などなどいろいろです。そんなことに目を向けてばかりいては、
いつのまにか心が重くなってしまいます。
私たちの心を地上に縛り付けてばかりいてはいけません。
ほら、天に目を向けましょう。
そこには、すべてのクリスチャンの国籍があり、住まいがあるではありませんか。
だれも押し合い、へし合いすることなく、競い合うこともなく、
一人ひとりが十分に楽しめる豊かさがあるのではありませんか。
その天国を私たちはすでにいただいているのですよ。
 
2011.10.8家庭集会