主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

イスラエル、あなたはあなたの神に会う備えをせよ。アモス4:12

2013年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
イスラエル、あなたはあなたの神に会う備えをせよ。アモス4:12
 
アモスは南王国ユダ出身の預言者。この預言は、アモスがベテルを訪ねた時、イスラエル滅亡の約30年前になされた。ベテルは北王国の宗教的中心地。金の子牛を神とする偶像礼拝に陥っていた。
アモスが、『イスラエル、あなたはあなたの神に会う備えをせよ』と呼びかけた時には、すでにイスラエルの不信仰、不従順は癒しがたく、神のさばきが臨むことを預言せざるを得ない時であった。
神のさばきに会うためにそなえなければならないとは、なんという悲惨な備えであろうか。
私たちは、神のさばきに会うために備えるのではなく、神の救いにあずかるために、今の時を備えたいものである。
 
2013年もわたしの神様に会う備えをするために。
神に会う備えをするとは自分の偶像礼拝を悔い改めること。
偶像礼拝とは、不品行を好む心、汚れを好む心、情欲に身をやつすこと、悪い欲を求めること、これらをむさぼろうとすること、怒りを放置すること、憤りを放置すること、悪意を持つこと、批判的、さばく言葉、悪口、うそを言うことなど、小さな罪を無視して、積み重ねたまま放置しておくこと、
これらは皆、偶像礼拝の罪。
 
偶像礼拝の罪を悔い改めた後に、積極的に神に会う備えをしたい
①柔らかな心を備えること
聖霊に心を満たしておくこと。
③御言葉のデボーションをしましょう。
 
①神様は、イスラエルを突然滅ぼしたのではなく、幾度も幾度も主に立ち返ることを強く勧め、それだけでなく、飢饉や疫病や戦いや自然災害などを通しても、主に立ち返ることを求め続けた。にも関わらず、イスラエルは主のもとに帰って来なかった。いつのまにか、主の声に耳を傾ける柔らかな心を失っていたのです。
神様が今年も私たちに語りかけてくれる言葉、ささやきに耳を傾ける柔らかな心を備えましょう。
ふとした思いがけない出来事や、また、聖書の言葉に主は何を求めていらっしゃるのかとささやきに気がつく柔らかさを持ちたいと思います。
②イエス様は、賢い乙女のたとえ話の中で、いつ主人が帰って来てもすぐに予備の油を用意しておくことの大切さを話されました。いつ、主の呼びかけがあっても、とっさに応じられるためには、いつも心を主への思いで満たしておく必要があります。心の中がこの世の出来事で満たされてしまっていては、主の御霊の思いが入ることができません。心を空っぽにして、主の御霊を満たしましょう。
③柔らかな心を備え、聖霊の思いに満たされるように、今年も、デボーションを進めてゆきたいと願います。