主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

偽善者たちのように、自分の前でラッパを吹いてはいけません。マタイ6:2

【人にほめられたくて、人に見られたくて】

・5章:そうだ、そうだ!でも、できないなあ。『しかし、あなたがたに言います』
・6章:そうだ、そうだ!でも、してしまう。『だから、あなた方に言います』
 5章のイエス様の話は、そうだ。アーメンと思いながらも、その内容が崇高すぎて、わたしにはできないなあと思ってしまう教えばかりです。
それに比べて、6章は、人の目ばかり気にするな、富に執着するなと言われ、明日のことを思い煩うなと言われ、そうだと思っても、他人の目を気にし、明日の心配ばかりでしていまう自分に気が付きます。

 でも、それでいいのだと思います。イエス様のこの教えを聞くときに、イエス様の言葉と照らし合わせて、自分の姿はどうなのだろうと振り返ることのできる人は幸いだと思います。

 できるとか、できないとかいう基準でイエス様の教えを読むのではなく、イエス様の教えを鏡として、自分の姿を振り返ることができることが大切だと思います。

 なかなか、他人は、自分の本当の姿を指摘はしてくれません。けれど、イエス様はそーーと、私自身に気が付かせて下さいます。

 長所も短所も、ほんとうの姿を知るとき、人は安心します。