主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。マタイ9:38

【共に働くように】

・弟子を集める直前にイエス様の言われた言葉。
 イエス様は自分だけで宣教の働きを進めようとしなかったばかりか、
 弟子たちに、さらに働き手が与えられるように祈ることを求めた。
・働き手はいないのではなく、収穫をしようとしている主人のもとには働き手が備えられている。
・働き手が不足してから、求めるのではなく、自分が働く前から、一緒に働く人を求め始めること。
・主の働きは一人でするものではない。


エス様、
私は、自分の働きにばかり気を取られ、共に働く仲間を求めることをしようとしないできました。

K町での働きの時も、自分ひとりではじめたために、後から仲間は集まってきましたが、結果的に守りが薄くサタンの攻撃の目標となってしまい、大きな痛手を負いました。

働きをはじめる前に、十分に主に祈り同労者を求めること、そして、互いに祈りあう仲間としてお互いをケアしあう関係を築くこと、こういった共同体の意識が大切であることを知りつつも、私の性格上、どうしてもおろそかになりがちであることをまた意識させられました。

主との一対一の関係、主の一人の弟子としてどう歩んだら良いかということについて、学んできた気がしますが、イエス様は、弟子たちに宣教の心構えを語る前に、まず、働き手を求めよと教えられたことは
主の働きははじめから一人でするものではない、一人という単位を想定していないということを語られた気がします。

祈る友を求め、また、私も友のために祈り、祈りの共同体の中で、働きの輪を広げてゆくように
したいと思います。