『新しい神の神殿』
19節『この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる』
しかし、イエス様の言われた意味は、ご自分の体のことを言われたのであり、『神殿を壊す』とは、主の体を十字架につけて殺すことを言っていた。イエス様の言わんとしていたところは、『たとえ私を十字架にかけて殺したとしても、私は、神の全能の御力によって、三日目によみがえる』ということを明らかにされたのであった。
21節『イエスの言われる神殿とは、ご自分の体のことだったのである』
ここから、旧約聖書の時代に無かった新しい神殿の理解が始まります。神殿に対する神様の御心が示されました。
【神殿の機能】神殿とは、神と人の出会うところ、神の臨在されるところ、そして、人が神に礼拝を含めた祈りを捧げるところでありました。
神殿は、バビロンにより壊され、ペルシャの時代になって、神殿の再建がはじまり、
ローマ時代になり、ヘロデ王によって神殿が建てられました。
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御霊の宿る神の神殿である私たち、それゆえ、
① 自分の体を大切に扱わなければならない
② 私たちの体を神に捧げることが、私たちのなすべき礼拝であるという理解が与えられた。
すなわち、ユダヤ人が神殿にいって捧げ物を捧げれば礼拝をしたと思っていたように、
私たちが日曜日に礼拝式に出席すれば礼拝をしたと思うのではない、
つまり、神を敬うということは、私たちの生き方を神に捧げて、神様の御用のために、用いていただくことが礼拝である Ⅰコリ6章19節、ローマ12章1,2節
3 信じる者たち全体において互いに組み合わされて神の聖なる神殿となる。エペソ2;21、4:16
イエス様を礼拝していればいいのだ
私たちも御霊を宿す聖霊の宮なのだ
それゆえ、自分の体を大切にしましょう
礼拝とは、自分の生活を神様にささげて用いていただくこと
私たち信じている人たちの集まり、すなわち、教会全体がを通して礼拝を捧げることが、大切なんだ。
黙想 『三日で建て直してみせる』
もし、あなたが古い宗教的な誇り、あなたの拠り所となっていた神殿、すなわち、あなたの自我が砕かれることをあなたが望むなら、私は喜んであなたの古い神殿を壊す。そして、あなたが、そのような神殿が空しいものであったことを素直に認め、心砕かれて、新しい神殿が建て直されることを願うならば、私は3日のうちにあなたの内に新しい神殿を建て直すことを約束しよう。
私はあなたが、古い神殿から新しい神殿に仕えることを望んでいる。
私はあなたに新しい霊を授けよう。それは、私の心となる。
参照 哀歌3:1~、Ⅱコリント1:8~、エレミヤ31:4、31:28
2017.5.28 茅ヶ崎集会、片瀬山集会