主イエス・キリスト・       御言葉の黙想

み言葉が開けると光を放って、無学な者に知恵を与えます。詩篇119:130

主の霊はサウルを離れ、主からの悪い霊が彼をおびえさせた。Ⅰサムエル16:13

【いわゆる、ストーカーの霊】と【インマニュエルの霊】
それでサウルは、ますますダビデを恐れた。サウルはいつまでもダビデの敵となった。18:29
1:新約の時代の恵みは、主の御霊が心のうちに住まわれると、もう離れることがないということ。
旧約の時代は、主に従えば主は共におられるが、主から離れれば主の霊もまた離れてしまいました。
今の時代は、律法ではなく、恵みの時代ゆえに、私たちの不従順、不信仰にも関わらず、一端、主を信じ、受け入れた者には、主がいつも共にいて下さり、終わりの日まで主は私たちを見捨てたり、見放されたりされません。
 
サウルは、主に従わない従わないことが繰り返されたために、とうとう主の霊が離れてしまいました。
しかし、私たちも己を顧みれば、主に従っていないことは数知れず、もし、主が私たちのそのような不従順さを基準に主の御霊を注がれるとしたら、とっくに主の御霊は私たちを離れてしまっいるのではないでしょうか。そう考えると、恐ろしくなります。
しかし、今は幸いなことに、主の御霊が私たちのうちに注がれるのは、私たちの従順さによるのではなく、主ご自身の十字架の死に至るまでの従順さゆえです。私達の義しさによるのではなく、主イエス様を信じることを通して、与えられるのです。御霊が与えられる約束は、永遠の契約であり、一端主を信じさえすれば、主の御霊は私たちに注がれ、私たちのうちに住む御霊はもう、永遠に取り去られることはないということ、これは、なんという大きな恵みでしょうか。主の御霊がいつも共におられることを感謝します。
 
2:最近、ストーカー殺人のニュースをよく見ます。サウルがダビデを憎み続けたように、
人に対する執着、憎しみの連鎖、人を殺したいという思いは悪霊から来ることが分かります。
今の世は、悪霊に支配されてしまっている人々が表に現れてきてしまっている時代です。
悪霊に支配されると、自分の人生を自分でコントロールできなくなります。
私たちの身近な人々のことから祈り始めましょう。
悪霊の支配に巻き込まれることなく、主の霊が共におられるように祈りましょう。